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ゲーム配信で同接が伸びない時に、モチベーションを保つ方法を考えた

配信しても同接が取れない

YouTubeでゲーム配信を続けているけど、同時視聴者数(同接)は正直ずっと低空飛行。今日は「じゃあ何を支えに続けるのか」を、自分の記録として書いておく。

配信者の9割は同接1桁と言われている。自分もその大多数の側にいる。登録者が100人いても、ライブに来てくれるのはそのうち数人。この現実を受け入れた上で、それでもやめずにいる理由を整理したかった。

無言配信から参加型に変えて見えたこと

配信を始めた頃は、ただゲームプレイを流すだけの無言配信だった。案の定、誰も来ない。見知らぬ人の無言プレイを見続ける理由なんて、普通はない。自分でもそう思う。

初期の3ヶ月は同接0〜1が当たり前だった。配信開始してから30分経っても視聴者ゼロのまま、ひとりでボス戦を実況(?)する虚しさは経験しないとわからない。YouTubeアナリティクスを開いて平均同接0.3みたいな数字を見ると、マジで何やってんだろって気持ちになる。夜中の2時間を溶かして得た成果が「平均0.3人」。普通に凹む。

それでも続けていたら、ドラゴンボール ザ ブレイカーズで参加型をやるタイミングが来た。ここで初めて数字が動いた。参加できる配信は見に来る理由がはっきりしてるから、同接が増えるのは自然だった。参加型に切り替えた初回で同接が5〜8人になり、チャット欄がリアルタイムで動いてるのを見た時は素直に嬉しかった。「人がいるとこんなに楽しいのか」と。ひとりで喋ってた3ヶ月が報われた気がした。

問題はその後。別タイトルに切り替えたら、同接はほぼゼロに戻った。自分を見に来ていたんじゃなくて、ゲーム企画を見に来ていた。わかってたけど、実際に数字で突きつけられるとけっこうダメージがある。

「ゲームに客がついている状態」ってやつ。配信者界隈ではよく聞く話だけど、自分の身に起きると笑えない。別タイトルに変えただけで人が消えるの、体感するとマジできつい。

雑談配信も試した。これはさらに厳しかった。知名度ゼロの人間の雑談を聞きに来る物好きはいない。当たり前すぎて逆に清々しかった。

参加型配信の同接推移

縦型配信、一瞬の夢を見た

次に試したのは縦型配信。YouTubeショート経由でおすすめに乗ると、一気に視聴者が流れ込んでくる。

ショートフィードに載ったとき、同接が一瞬で20〜30に跳ねた。普段の配信では見たことない数字。心臓バクバクだった。「来た、これだ」と思った。

5分後、半分以上いなくなった。

平均視聴時間を見ると30秒〜1分。スワイプの途中でたまたま止まっただけだった。翌日の配信は同接2。昨日30人いたのに今日は2人。この落差はメンタルにくる。「あれはまぐれだった」と頭では理解してるのに、体が覚えちゃってるから期待してしまう。しばらく引きずった。

教訓としては、インプレッションが取れることとファンがつくことはまったく別の話だった。でもこれ、経験しないと本当の意味ではわからない類の話だと思う。数字で殴られて初めて理解できた。

深夜の配信準備

仕事と育児の隙間に配信を押し込む生活

最近はさらにしんどい。出社が増えて通勤時間が発生し、帰宅後は家事と育児。子どもが寝てから配信しようとしても、22時の時点でもう疲れてる。

子どもが寝るのが21時半〜22時。そこからOBSの設定確認して、サムネ用意して、配信開始は早くて22時半。本業は翌朝9時。深夜1時まで配信したら睡眠5時間。翌日の仕事中に頭が回らなくて、「あ、これ続けたらまずいな」と思った瞬間がある。

学生時代みたいに時間が無限にあるわけじゃない。わかってる。わかってるけど、配信頻度を落とすと視聴者は離れていく。2週間空けたら常連だった人もいなくなった。YouTubeのアルゴリズムも配信頻度が下がるとおすすめに出しにくくなるから、休めば休むほど再開のハードルが上がる。

この悪循環、社会人配信者はみんな経験してるんじゃないかと思う。解決策なんてない。時間は有限だから。

同接が伸びない時期、頭の中はこうなる

数字が停滞すると、だいたい同じ思考のループに入る。

「機材が悪いんじゃないか」→ マイクとカメラを買い替えた。同接は変わらなかった。「ゲーム選びが悪いんじゃないか」→ 流行りのタイトルに乗った。一時的に増えたけど定着しなかった。「配信時間が悪いんじゃないか」→ 時間帯を変えた。やっぱり変わらなかった。

マイク代、返してほしい。いや、音質は良くなったからいいんだけど。同接には1ミリも影響しなかった。

結局、同接が伸びるかどうかは「この人の配信をまた見たい」と思わせる何かがあるかどうかで、機材や時間帯はそれを補助する程度。これに気づくのに半年かかった。遅い。

ただ、この試行錯誤は無駄じゃなかったとも思ってる。「自分は何を変えても劇的に伸びるタイプではない」と認識できたことで、変に期待しなくなった。期待値が下がると、コメントが1つ来ただけで嬉しくなる。ハードルが地面にめり込んでるおかげで、小さいことで喜べる体質になった。これはこれで悪くない。


数字が気になるのはもう仕方ない。配信を公開でやっている以上、同接も登録者も見えてしまう。気にしないフリは無理だった。

「自分のために配信する」と言うのは簡単だけど、記録だけなら非公開でもできる。やっぱり誰かに見てもらいたくて配信している。この本音は隠しても仕方ない。

長く配信を続けている人を見ていて気づいたのは、数字との付き合い方がうまい人は「同接を見ない時間」を意識的に作っているということ。配信中はチャット欄だけ見て、同接は配信後にアナリティクスでまとめて確認する。リアルタイムで増減を追うと、減った瞬間にテンションが下がるから。自分もこれを取り入れてから、配信中の精神状態がだいぶマシになった。

今やっていること、正解かはわからない

答えはまだ出てない。ただ、続けるために最低限これだけはやると決めた。

  • 配信頻度を「週1回」に固定して、完璧を目指さない
  • タイトルとサムネだけは毎回改善して、検証ポイントを1つ残す
  • 同接のピークではなく、最後まで見てくれた人数を確認する
  • 配信後に1行でもいいから振り返りメモを残す
  • 同接の数字は配信中に見ない

週1回は「伸ばす」には足りない。毎日配信してる人たちと比べたら圧倒的に不利。でも週3〜4を続けたら多分体壊す。「継続できる頻度」と「伸びるのに必要な頻度」は違う。自分は前者を選んだ。ここは割り切った。

サムネの改善は通勤電車でCanva開いて作ってる。昼休みに微調整。クリック率が前回より上がったかどうかだけ確認する。大きな改善にはならないけど、「何かしら前に進んでる感覚」があるのは精神的にでかい。停滞してる時って、この「ちょっとでも前に進んでる感」がないとマジでしんどいから。

「最後まで見てくれた人数」を気にするようにしたのは、同接のピーク値に振り回されないため。ピークが10でも最後に残ったのが1人なら、固定客は1人。逆にピーク3でも最後まで3人いたら、その3人は自分の配信に何か感じてくれてる。後者のほうがよっぽど価値がある。

振り返りメモは配信直後に「今日よかったこと」「次に試したいこと」を書くだけ。1ヶ月分のメモを見返すと、少しずつ変化が見える。これがなかったら多分もうやめてた。自分が何をやったか可視化されないと、「ずっと同じところにいる」という錯覚に飲まれる。

やめようと思った夜の話

正直に書く。もうやめようかと思ったことは何度かある。

同接ゼロの配信を終えた深夜、機材の前でぼんやりしてた。「この2時間、寝てたほうがよかったんじゃないか」。これが頭をよぎった時はさすがにきつかった。翌朝5時半起きなのに。

でもやめなかった。理由もはっきりしていて、配信していない期間のほうが調子が悪かった。ゲームを遊んでも「これ配信で話したら面白いかも」と思う瞬間がなくなると、ゲーム自体の楽しみ方が変わってしまう。配信は自分のゲーム体験を拡張するものになっていて、それがなくなるのは想像以上に寂しかった。

もうひとつ、配信をやめた知り合いの話。その人は同接30〜50くらいあったのに、数字が停滞し始めた時期にモチベーションが切れてやめた。自分より全然数字持ってた人がやめて、同接1桁の自分がまだ続けてる。不思議な話だけど、中途半端に伸びた人のほうが「もっと伸びるはず」という期待があるぶん、停滞のダメージが大きいんだと思う。自分は最初から期待値が低いから、逆に続けられてるのかもしれない。

結局、やめられないのが自分の配信モチベーションなんだと思う。かっこいい理由じゃない。配信準備やサムネ作りも含めて、まだ楽しいから続いてるだけ。数字がどうであれ、この「まだ楽しい」が消えない限りは週1の配信を続ける。消えたらその時考える。今はまだ、大丈夫。

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